人の生活も季節によって違うように犬も状態や生活が異なります。犬の状態や健康に心がけた配慮が必要です。

春 4月〜6月

4月はフィラリア等に注意する必要があります。この時期には必ずその他の健康チェックも含めて獣医さんに相談し、狂犬病の予防接種、その他のワクチン摂取、フィラリアの薬を貰ってください。
5月は女の子にとってヒート ( シーズン ) の時期です。女の子を飼われている場合は行動などに注意が必要です。そして5月から6月にかけてはノミが出る時期なので、ブラッシングをまめにやってあげ、ハウスも清潔にしてあげます。同時にパピヨンにとって毛の生え変わる換毛期なので、毎日十分にブラッシングし死毛を取り除き、新しい毛が生えてくる準備をします。シャンプーも2週間に1度だったのを週に1度にしても良です。

ヒートについて

ヒートは、1年に二回、だいたい春と秋で、期間は1ヶ月程度続き、発情前期、発情期、発情後期と分かれています。発情前期は出血がだいたい10日位続き、陰部が肥大していくのが見られます。それを過ぎ血の色が水で薄めたようになると、妊娠が可能な時期に入ります。これが発情期です。分泌物は完全にはなくなりません。発情後期は濁ったような分泌物と共に、陰部が小さくなっていきます。完全に小さくなり、分泌物も見られなくなったら、ヒート終了となります。
発情期には、陰部の腫大、血液様物の分泌のほかに、排尿回数の増加や食欲の減退などもみられます。この時期の様子は、個体差が大きく、活動的になる犬もいれば、倦怠感をあらわす犬もいます。中には、あまり変化のない犬もいます。
また、発情中は、発情中のメスのにおいにオスは敏感に反応するので、散歩などの外出時に追いかけ回されたり、ケンカに巻き込まれたりということがあるかもしれません。いったん、メスのにおいに気づいたオスをコントロールするのは大変なため注意が必要です。

夏 7月〜9月

フィラリアの感染元である蚊には注意する必要があります。蚊の多くいるような場所では犬を遊ばせず、部屋でも蚊がでないような対策をしてください。
室内においては、暑さからエアコンを強めにかけてしまいがちですが注意が必要です。冷たい空気は下に、暖かい空気は上にいきますので、人より低い場所にいる犬は温度の低い環境にいます。また外に出る場合、エアコンの効いた部屋と外との温度差にも気をつけてください。
他には、照りつける太陽による熱射病、熱をもったアスファルトや、室内とは逆に外では太陽による反射で下の方が熱くなっているので注意してください。散歩はなるべく朝と夜、日中でも日差しの強くない時間にし、お出かけをする場合は適度に冷たい飲み水を必ず用意します。

秋 10月〜12月

1年において2回目のヒートです。女の子の場合は、春のヒートと同様に対応します。
秋は食欲も増す季節で気候も過ごしやすいので公園などに出かけ愛犬と沢山運動しましょう。またパピヨンの美しいコートが蘇ってくる時期なので、毎日ブラッシングをし血行を刺激します。
そして秋から冬への季節の変わり目には防寒対策もする必要があります。

冬 1月〜3月

パピヨンは耐寒に弱いので、防寒には非常に注意しなくてはいけません。ペットヒーターなどハウスに入れてあげてください。寒さに弱い子は散歩の時服を着せ、休日などで暖かい日は日中できるだけ日光を浴びせてください。また乾燥し静電気も発生しやすい時期なので、美しいコートを保つためにもブラッシングの時に保湿や静電気防止の犬用スプレーを使うのが良いです。