食事は人間と同様に犬の健康に直接影響を与えます。大切な家族だからこそ犬にとっての食事の種類や成分、愛犬のパピヨンにとって合うもの等について知識を豊富にし、食事の与え方等についても紹介したいと思います。

子犬の食事

パピヨン 子犬

子犬の時期である生後8ヶ月までは人間で言うと15,6歳までの時期にあたり、一生を共にする家族として、子犬の成長にとって大変重要な時期になります。最近の傾向として小さな犬を好まれる方もいますが、肥満などを除いて、食事制限などはせず、健康に育つことを心がけるようにしてください。食事制限をしたとしても体格自体はそれほど変わりません。また逆にこの時期に必要な栄養を十分に取らないことで病気や怪我をしがちな犬になってはもともこうもありません。食事の量に関しては、便がティッシュで軽くつまめる程度がいいようです。硬いようであれば食事の量が少ないので増やし、柔らかいようであれば食事の量は多いので減らします。また目安として、犬の1日に食べる食事の量は頭の大きさ程のようです。回数は一般的に生後4ヶ月までは1日2,3回、それ以降は1日2回となります。また餌の与える時間は30分程度を目安とし、食べきらなかった分は捨てます。置きっぱなしは衛星的でないとともに、ダラダラ食べる習慣をつけるのもよくありません。

生後2ヶ月以前

生後3週頃 ( 離乳後 ) から生後2ヶ月頃の子犬 ( パピー ) はパピー用のドライフードをお湯で柔らかくしたものをブリーダーさんのところで与えられていると思います。万が一、生後2ヶ月以前の子犬が家族となった場合は、食事の与え方 ( 種類や回数、分量 ) についてはブリーダーさん等に詳しく聞いて指示を仰ぐようにしましょう。

生後2ヶ月から生後8ヶ月

生後2ヶ月を過ぎた子犬は乳歯も完全に生え揃いますので、パピー用のドライフードをそのまま与えます。この時期の子犬にとって硬いものを噛むことは、脳に良い刺激を伝える効果や、永久歯へ生え変わりを促す効果、硬いものを噛むことで食べるという満足感もあり重要なようです。子犬が家族として迎え入れられるのはこの時期以降からだと思いますが、ドライフードは今まで与えられていたものと同じものを与えるようにします。
食いつきが悪い子には、犬用の粉ミルクを小スプーン1,2杯やウェットフード大スプーン1,2杯をドライフードに混ぜてあげると良いです。またより健康に、そして毛艶のよいパピヨンの美しいコートを得るために、良質のドッグフードやサプリメントを与えることも考えたほうがよいでしょう。

成犬の食事

子犬の体格の成長が止まり、生後8ヶ月〜10ヶ月を過ぎたあたりからドライフードを成犬 ( アダルト ) 用に変えます。アダルト用に変える際は、急にすべてを変えず、少しずつ今までのパピー用にアダルト用を混ぜて行き、最終的に全てアダルト用とします。しかし成長がまだ止まっていない子や痩せている子はもうしばらくパピー用のままでいた方がいいです。パピー用は栄養価が高くカロリーもアダルト用の2倍近くあります。ランは生後8ヶ月あたりからアダルト用に変えました。

水は食事以上に犬にとって大変重要になります。水分の補給以外にも、尿による老廃物の排出や体温の調節などの重要な役割を助けます。常に新鮮な水を愛犬に与えるように心がけてください。
ちなみにうちでは ( ペットボトルの先にキャップのついた ) 給水器を使用していますが、夏は朝晩の1日2回、冬は晩のみの1日1回水を変えています。
また人間用の市販のミネラルウォーターは、ミネラルウォーターに含まれるカルシウムやマグネシウムの含有量が多く硬度が高いため、犬にはよくないようです。水道水を与えるようにします。場所によって水道水も怖いという場合は「六甲のおいしい水」等のように硬度の低いミネラルウォーターもあるのでそういったのであれば大丈夫です。

食べてはいけないもの

まず絶対に食べさせてはいけないものはチョコレートと玉ねぎなどのネギ類です。これらは食べてしまうと死に至る場合もあります。エビ、タコ、イカ、カニ、貝類、竹の子、シイタケ、コンニャク、香辛料等、繊維質のものや消化に悪いもの、刺激の強いものもよくないようです。また鳥の骨なども危険です。人間の食べ物も油分が多いので与えてはいけません。

食事の与え方

本にはよく飼い主が食べ終わってから与えることで服従心を培うと書いてありますが、かなり疑問です。よっぽど他のことで服従心を培えるはずです。うちでは愛犬と一緒に食べることが多いです。一緒に食べてあげると頑張ってガツガツと食べてくれます。また食事の時は「スワレ」、「マテ」、「ハウス」等のしつけも織り交ぜながら与えると良いです。

お勧め

私は愛犬のパピヨンにドライフードとしてANFを与えています。ペットショップではあまり見かけませんが、インターネットショッピング等でも購入できます。保存料としての化学添加物や人工成分、副産物などが含まれておらず栄養バランスも良いです。お世話になっているブリダーさんも長年いろいろなドッグフードを試してきた中で、ショードッグのような良質な犬に育てるためにもANFを推奨しています。またANFはO2LTD、O2FREE ( 真空パック ) のパッキング方法により袋内の酸素を取り除くことでフードの新鮮さを保っているため、開封後も1ヶ月ほどもちます。パックすれば2〜3ヶ月もちます。
大きいのを購入すると開封後日数が経過してしまうので、購入の際は愛犬1匹の場合、1.5Kgか3Kgをお勧めします。

カリフォルニアナチュラルドッグフード

ウェットフードはカリフォルニアナチュラルドッグフード ( 缶詰 ) を使用し、大スプーン1杯をドライフードに混ぜて与えています。こちらも皮膚や毛づやのために、高品質の脂肪酸やビタミン等が含まれ、化学添加物等一切含まれていません。ドライフードにウェットフードを混ぜることで犬の食欲が増します。ウェットフードを混ぜると言ってもドライフードの上に乗せて軽く1,2回混ぜる程度です。ドライフードに対して均等に混ぜる必要はありません。みなさんも経験があるかもしれませんが、食の細い子は一度食べだすとちゃんと食べるけど、口をつけるまでが、、、、ということがあるかと思います。ウェットフードや、その他のトッピングは食をそそらせることが目的です。逆にドライフードに均等に混ぜるとウェットフードだけを舐めてペッとする癖が付いてしまうかもしれません。

ウェットフードは日持ちしませんが、2,3日で食べきれる量づつに分けラップします。1つを除いて他は冷凍庫に入れ凍らせて、なくなったら、凍らせたものを使っていきます

また人参やキャベツなどもたまにまとめて細かく切って食事1回ずつに分けラップします。使わないものは冷凍庫に入れ、使う時にレンジで30秒〜1分チンします。茹でたのとほぼ同じになるので、たまにそれを食事に混ぜてあげます。人参は消化しにくいですが、チンすることで消化のしやすい茹でた状態を作り出します。試しにあなたも食べてみてください。甘くて美味しいので、犬も大喜びです。

サプリメントとしてクロレラを与えています。クロレラはたん白質やビタミン、鉄分、葉緑素が豊富に含まれており愛犬の健康維持にとてもいいです。またクロレラは藻などからできているため腐りにくく日持ちし、犬も好みます。人の1/3程度をあげ ( 小さいやつで10粒ほど ) 、躾などにも使えます。太らないのでボーロなどよりもいいと思います。そしてクロレラは安価なので飼い主と一緒に習慣としてみてはどうでしょうか。